ミクとの対話

店長見習いミク、現在2歳と8ヶ月。
元気で和音のお客様がいらした時は大喜びで大はしゃぎ!
、、、なので未だ「見習い」継続中です。
それでも着々とオトナになってきてまして
お散歩中「おとなしいですね」「落ち着いてますね」と
言って頂けることも増えてきました。


そんなミクの様子が、先日突然おかしくなったのです。
体調のことではありません。
何がおかしかったかって、、、以下の2点です。

1.私がお風呂に入っている間、異様に不安がりずっと鳴き叫ぶ
2.お散歩の時、家に帰りたがる

ミクをわが家に迎えて依頼、私は毎晩お風呂に入ってますし、その時間にミクが落ち着いて待てなかったことは一度もありません。
お散歩は大好きで、むしろ家の前まできてもまだ帰りたくなくてスルーしたりするタイプなのに、マンションの階段を駆け上がってまで帰ろうとするのは異例のことです。

突然のミクの変化に驚きましたし、お風呂の時間にずっと鳴かれたらご近所にも迷惑かといたたまれず、ミクにしっかり聴いてみることにしました。

するとミクから「置いて行かれちゃう」という想いが伝わってきました。
なぜそんな想いを抱えてしまったか、、、特に思い当たることはなく、、。
「置いて行かれちゃうんだって。そう言ってたよ。」って。
誰か(犬のお友だち)にそう言われたんだそうです。
いったい誰がそんなことを???そんなこと言うお友達いるかなぁ、最近何があったかなぁと考えてわかりました。


その頃、お客様で4ヶ月のパピーちゃんがママさんに連れられてトリミングのため和音サロンに来てくれたのです。
そのコが落ち着かずにずっと鳴いていたのですが、子犬にはよくあることですし、無事にトリミングを終えて帰って行かれたので私は特に気にしていませんでした。
ミクはその時間サロンにいっしょにいましたが、ほぼベッドで寝てました。

でもそのコにとっては初めてのトリミングで、別の場所に連れてこられることや、そこでママさんが出て言ってしまったことなども初めての経験で、終わるとまたママさんが迎えに来てくれるということもよく理解しておらず、とても不安だったようです。
ミクはなぜかその思いを自分のことのように思いっきり受け取ってしまった、、、というか共鳴してしまったようなのです。
お客様のワンちゃんがトリミングに来て、それを見ていることはミクにとって日常ですが、今回初めてこのような反応が出ました。

そのコをお風呂場でシャンプーしたので、なぜかお風呂という場所とその思いが結びついてしまい私がお風呂に入ると心配になって大騒ぎするということだったのです。
そして「置いて行かれちゃう」という想いを抱えたミクは、その不安からお散歩の時も早くママといっしょに家に帰らなくちゃと思ってしまったようなのです。


理屈には合わない話ですが、私は妙に納得しまして

そういうことだったのかーと共感し、さらに
「私がミクを置いてどこかへ行ってしまったり、帰って来ないことは絶対にない」ということをよくよく言い聞かせました。

するとすぐに明らかにミクの様子が変わり、不安が解消されたようでした。
お風呂に入ると鳴くのはその日を堺に劇的に改善したものの、その後の2日間、まだ時々思い出したように少し鳴くということが続きました。

なので、イメージの世界の話ですが
ミクがその子犬ちゃんとつながってしまって想いを受け取っているコードをハサミでチョッキンと切りました。この不安は本来ミク自身の気持ちではないので。

するとそれからピタッと鳴かなくなりいつも通りのミクに戻りました。
お散歩の時の態度も、あの時は他人の目(ご近所の犬友さんたち)にもひと目でわかるほどおかしかったのですが
すっかりいつも通りになり、ご心配おかけした皆さまにも安心して頂きました。

仕事柄、たくさんの動物さんたちのおウチに伺いますし、サロンにも来てくださいます。
サロンではミクもいっしょに対応します。
私達人間同様に、動物さんたちも互いに影響しあいますので
日頃から衛生管理にはたいへん気をつけております。
でも影響しあうのはそのような菌やウィルスといったことだけではなく
あらゆるエネルギーレベルで起こります。
ヒトも動物も、たとえどんなに仲良しであろうと自分自身以外のエネルギーはクリーニングしてリセットする必要があります。
衛生管理と同様にこれはとても重要なことなのですが、
ついつい疎かにしてしまったんですよね。
この1件のおかげで気合を入れ直すことができました。

和音では私もミクも、いつでも心身のエネルギーを物理的にも内面的にも浄化してお待ちしております^^

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